雪中撮影考 その1(雪国の天候について)

 幣ブログへのご訪問ありがとうございます。コダックです。

 あと2回の冬を越した2015年の早春に「はくたか」は走り去ってしまいます。雪の中を力走するその姿に憧れて計画を練る方がこんご増えてくることでしょう。
 幣ブログのポリシーは「第三者に迷惑をかけず安全に」でありますゆえ、イケイケの案内をするつもりは毛頭ありません。これからここで述べるのは「雪をいかに味方につけて傑作をモノにするか」であります。そこでまずは敵を知るために「はくたか街道」が通る新潟県中越地方、駅名で申せば越後湯沢とほくほく大島の間における雪の降り方についてご案内したいと思います。

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2008.2.15 六日町→塩沢 はくたか15号


 異常気象だの温暖化だのと言われてますが、結論から先に言うとここ6,7年は異常に雪が少なかった冬はありませんでした、むしろ平成18年、23年と記録に残るほどの豪雪もあって、最盛期には六日町の市街地でも2,3メートルの積雪量になるていどはコンスタントに降っています。
 ただ雪の降り方にはちゃんと傾向があり、

 
 12月中旬から下旬にかけて根雪になって、
 1月中はとにかく降り続き、
 2月10日前後にそのシーズンのピークを迎え、
 以降は徐々に減ってゆく。2月下旬以降にとんでもないドカ雪が降ることはまずない。

 
・・・このパターンはぜひおさえておいていただきたいと思います。


 ですから成人の日の連休あたりに晴れは、期待するほうが間違いと言っても良く、ヘタすれば撮るべき「はくたか」が運休なんてことも起こり得ます。もちろんどんよりと暗い空から降り止まぬ雪、みたいなシーンは1月ならばこそ。日は短いし運休のリスクまで含めるとかなり厳しい条件ですが、雪の凄さを写真で表現したければ1月中から2月初旬がベスト、ということになります。

 いっぽう雪国のおだやかな表情、雪晴れの高い空などは2月中旬以降の訪問をお勧めします。日照時間もどんどん長くなり、年によって差はありますが、3月に入ればふきのとうが顔を出すことも・・・。寒いのは苦手だ、という方も2月下旬になればそれなりの準備は必要ですが、さほど神経質にならなくとも大丈夫かと思います。

  ただいずれにせよ、「はくたか」を雪国で撮影するには、スキーやスノボで設備の整ったスキー場へ日帰りで行くような手軽さだけではやや心配ですね。スキー場はリフトに乗る切符さえ買えばお客様として扱ってもらえますし、都会的センスのファシリティーもありますが、線路端ではそうもいきません。

 次回、できれば雪が降る前にその辺のお話をしたいと思います。期待せずご期待ください。

 なお同じ新潟県でも「はくたか街道」の西のほう、具体的にはうらがわら駅付近以西は「上越地方」となります。海岸沿いの平野部になりますので降雪量は少なく、1メートルを超えればニュースになります。この地域での対策の重点は積雪よりも日本海からモロに吹きつける風対策になるでしょう。


 
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by muikamachi-hatsu | 2013-09-26 17:44 | 総合案内所 | Comments(0)
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